「始発出社の生活に変えたら、使える時間が圧倒的に増えました」
以前からこのような口コミをちょくちょく見かけていたのですが、自分はちょっと半信半疑だったんですよね、本当なのかなぁって。
- 集中力が上がるってマジ?眠いだけなんじゃ…
- 意識高い系のポジショントークじゃないの?
ちょうど本業が忙しすぎて炎上状態になっていたこともあり…「時間を生み出せるならいっか!」という軽いノリで、始発出社生活を始めることになりました。
今回は実際に始発出社をして分かったことや、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
デンジ
この記事の内容
始発出社を始めようと思ったキッカケ
実は始発出社を始める前から、早朝出勤生活にはなっていました。
朝早くに出社するとめちゃくちゃ集中できるし、副業に使える時間がたくさん増えることも知っていました。
ただ中途半端に早い時間だと…朝の通勤ラッシュにしっかりと巻き込まれてしまうのがすごく嫌だったんですよね。
デンジ
だったらいっそのこと、まだ日が登る前の始発時間帯に出勤してしまえ!…という小さな動機から始まりました。
生産性は上がるのか?
「結論を早く教えてくれ!」
って人もいると思うので先に書きますが、仕事の生産性はかなり上がります。
単純に一人で集中できる時間が長いことと、時間を有効活用できる環境が揃っているのが主な理由。
ただし体力的にはちょっとキツいので、3日以上連続で続けるのは控えたほうが良さげです。
デンジ
「ほぼ1ヵ月始発出社生活」の概要
実際に1ヵ月間どんな感じで過ごしていたのか、基本情報を載せておくので参考にしてみてください。
始発出社組のルーティン
- 毎日4時15分頃に起床
- シャワー・着替え・髪を整える
- 5時10分の電車に乗る(通勤30分)
- 5時50分出社〜朝の仕事スタート
- 20時頃帰宅(食事・風呂・読書・ブログ)
- 22時頃就寝
ちなみに「ほぼ」とつけたのは、風邪や寝坊で月3日間くらいはサボったから…。
デンジ
ちなみに朝のルーティン的な部分は、下記の記事で詳しく書きました。
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始発出社をするメリット
1ヵ月間の始発出社生活で得られたメリットを紹介します。
集中力が大幅に上がる
簡単に集中モードに入れるようになります。誰もいない静かなオフィスは、集中力を途切れさせる邪魔が一切入りません。思う存分仕事に集中できる環境が整っているのです。
日中のガヤガヤした環境よりも数倍集中しやすいので、アイデア出しやクリエイティブな作業はこの時間に一気にこなしてしまいましょう。
デンジ
また、作業時の集中力をさらに高めたいという人は、シングルタスクを身につけるのがおすすめです。
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眠くて集中できなそうと言われることがありますが、「ちゃんと寝る(7時間以上)」「コーヒーを飲みながら仕事する」の二つを意識すれば、意外に眠くなりません。
使える時間が多くなる
朝の時間帯は、自分でコントロールできる時間が多くなります。どんな方法で、どの仕事から手を付けようが全部自由!自分が一番パフォーマンスを発揮する進め方で仕事に取り組めるのがメリットです。
日中みんながアクティブになると…
- 上司から仕事を頼まれる
- 同僚から話しかけられる
- 取引先からメール・チャットが来る
といった具合に、突発的タスクに巻き込まれる可能性が上がります。
優先順位の関係で、自分の仕事を後回しにしなきゃいけない状況も出てきます。
朝の時間なら、自分以外のタスクは一切関係なし。
始発出社で意図的にスケジュールをずらすと、自由に使える余白の時間が増えるのです。
1日の仕事が早めに片付く
一日の仕事が早い段階で片付くようになります。
始業時にその日やるべき仕事の半分が終わっていることもあるので、午後はじっくりと重要タスクに集中することが可能。
プレッシャーとなっている重いタスクを先に終わらせておけば、気持ちの余裕や達成感を味わえるのでおすすめです。
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電車が空いている
始発の電車は非常に空いています。
スマホは余裕でいじれるし、高確率で座れる。おまけに遅延することもほとんどありません。
通勤ラッシュで受けるストレスに耐えられない
…というのが、始発出社を始めようと思った大きなキッカケの一つ。
人が少ないだけで驚くほどストレスが軽減されることに気づくでしょう。
身動き一つとれなかった車内が快適な作業空間に早変わりするので、満員電車で消耗している人はぜひ試してみて欲しいです。
デンジ
夜はぐっすり眠れる
かなり早い時間から活動しているので、夜はぐっすりと眠れるようになります。
自然と睡眠が深くなるし、規則正しい生活に矯正されるので、バイオリズムの乱れを調整しやすくなります。
始発出社した日は、大体21〜22時頃には結構な眠気に襲われている感じですね。
デンジ
自分はもともと寝つきが悪くて昼夜逆転タイプだったのですが、始発出社生活を始めてからは見事に朝型人間に転生することができました。
始発出社をするデメリット
次は始発出社のデメリットを紹介。当然ですが悪い側面もあります。
昼の眠気は異常
昼食後は異常な眠気に襲われることがあります。
我慢できるレベルではない、文字通り「異常な眠気」です。
日中の活動時間が通常よりも大幅に長いので、昼食後の満腹感も相まってガス欠のような状態になってしまうんですよね。
睡眠をバッチリとっていた日でも結構な確率で発生してたので、昼間の眠気対策を講じて乗り切るしか方法はないと思います。
デンジ
寝不足だとイライラする
始発出社だからこそ、睡眠はバッチリとりましょう。
睡眠は6〜7時間が最低ラインで、これを下回ると精神に負担がかかります。
特に日中人と関わることが多いポジションの方は、知らず知らずのうちにイライラが顔に出てしまうので注意(自分も一回指摘されました)
始発出社に慣れてくると、時間を多く使えることに嬉しくなって…「もっと!もっと!」と暴走しやすい側面があります。
気持ちは分かるけど、そこはグッと抑える。
最低睡眠時間を最初に決めておいて、「それを下回りそうなら始発出社を諦める」というルールを徹底して守りましょう。
デンジ
臭くなる
いきなり何言っていんだこいつ…?
と思った人がいるかもですが、これは本当の話。
始発出社だと同僚が出社する頃にはすでに4時間ほど長く活動しているわけです。
日中の活動時間が長くなるほど、汗もかくし、顔も油ぎってくるもの。
なんのケアもなしに退社まで万全の状態で過ごせるかというと…ちょっと怪しいです。
フェイスシートや制汗スプレーなどは一応準備しておきましょう。
デンジ
始発出社を上手に続けるコツ
「始発出社をするなら最低限これは守っとけ!」
ってポイントを二つまとめました。
昼食をお腹一杯まで食べない
昼食をお腹いっぱいまで食べるのはNG。常に少なめを意識して食事をとりましょう。始発出社じゃなくても、満腹まで食べるとほぼ確実に眠くなってしまいます。
腹八分目とはよく言ったもので、「ちょっと足りないな」くらいで止めておくと睡魔に襲われずにすみます。
毎回外に出てランチとかだと、ほぼガッツリメニューしかないし、時間も浪費するし…であんまり良いことがないです。
デンジ
ちゃんと寝る
やはり睡眠時間をしっかりと確保するのが長続きのコツですね。
非常にシンプルですが、意外と忘れてしまいがちなので注意です。
何度も言いますが睡眠は本当に大事です。寝不足で始発出社して集中力を欠くくらいなら、最初から普通に出社したほうが何倍もマシ。「コンディションの良さ」と「集中できる時間」が掛け合わさったときに、最高に生産性が高くなると覚えておきましょう。
デンジ
始発出社で自分の時間を増やそう
というわけで、始発出社生活の体験レポートでした。
実践してみた感想をまとめると、
結論、仕事の生産性はかなり上がる。朝が強い人・仕事の詰まりを短期的に解消したい人には特におすすめです。反面体力消耗も激しいので、調子に乗って連発するのは控えたほうが良いです。
といった感じですね。
一気に環境を変えたいって人には向いているかも。
ちなみに最近は寒いので、週1〜2回くらいしかやってません^^
デンジ